最愛の人を想うように

 

あなたのお店の売上が急激に上がったとして


やったー! と喜ぶのはいいですが

 

それはまぐれかも知れないし、

売上は上がってもお客さんは満足していないかもしれない。

つまり再来店がないかもしれない。

 

だから経営者が考えないといけないのは

 

「お客さんの感情を動かして売上を上げる仕組み」

 

なんですね。

 

例えば受け手が何も感じない

お礼状を出しても意味がないですし

 

お客さんがすごく満足しているんだけど

再来店させる仕組みがなかったら

やはりNGなわけです。

 

仕組みと感情。

この両輪がうまく回っているかどうかなんですね。

 

読んで感動するお礼状。

読んで楽しくなるお礼状。

読んで尊敬したくなるお礼状。

 

どれが正解とかは無いです。

 

大事なのは

「この人、良い人だな」と

ポジティブに感じてもらうこと。

 

逆にお礼状を出しても

ありきたりな当たり障りのないお礼状は

「お礼状」というノウハウに翻弄されているだけです。

 

あなた作った仕組みは感情が動きますか?

 

お客さんの感情を動かすにはどうしたらいいか?

 

それはリサーチです。

 

お客さんが何が好きで何が嫌いで

どういう現実に辛さを感じてて

どういう人をヒーローだと思っているのか?

 

などなどお客さんを徹底的に知る事です。

 

例えば、残業続きのサラリーマンが多ければ

「いつも遅くまでお仕事本当にお疲れ様です」

の一文でも心にじわ〜っと響きます。

 

誰も言ってくれないですからね。

こういう当たり前の一言を。

 

こういう当たり前の一言は

お客さんの現実(世界)を知らないと言えません。

 

例えば奥さんの現実を知っていたら

「いつも皿洗い大変だけどありがとうね」

と言えますよね。

 

でも奥さんが何をやっているか知らなければ

出てこない一言です。

 

なんとなく感謝を示せばいいのかなと思ってる人は

「いつもありがとう」しか言えません。

 

言わないよりかはマシですが

別段感情は動きません。

 

「いつも皿洗い大変だけどありがとうね」

の一言があれば辛い皿洗いも頑張れます。

心が癒されます。

 

例えば僕の場合だったら

「 オーナーって努力してるのにそれを感じさせないって凄いですよね! 」

の一言だけで「こいつわかってるな」となります(笑)

 

あなたのお客さんはどういう人達が多いのか?

その人たちは何を労って欲しかったり

何を理解して欲しいと感じているのか?

どうすればその人たちを元気にすることができるのか?

 

こういうことをリサーチする必要があります。

 

お客さんのことを知れば知るほど

「自分はお客さんのどんな役に立てるんだろう?」

となり、30代向けの合コンをやろうとかアイデアが出てきます。

 

すべての答えはお客さんが持っています。

だからお客さんを徹底的にリサーチする必要があります。

 

大手もリサーチを欠かしません。

リサーチに莫大な資金を投入します。

 

お客さんのことを知れば知るほど

今何が求められているのか?

今何をすればいいのか?

がわかります。

 

お金を払うのはお客さんですよね?

 

だからお客さんのことを知って

欲しいものを提供していけば売れますし

つらい部分を癒してあげればファンになります。

 

 

お金を払うのはお客さんなのだから

お客さんと恋人になるくらい

お客さんのことを知る必要があります。

 

お客さんのことを知りすぎてNGなことはありません。