鹿のイメージが悪い理由

鹿の入荷が始まったことに嬉しさを隠し切れない岩淵ですm(__)m

肉寿司



我が家の付近でも野生の鹿に出会うことがあります。

凛々しくてとっても可愛い動物ですが増えすぎると畑を荒らしたりするので困っている人もいるんですね、そこで最近では鹿を駆除して終わりでなく資源として美味しく感謝していただきましょうという活動が盛んです。


なにしろ美味しいうえにヘルシーなので僕自身は1番好きな肉なのです。


そして自分が好きなので皆様にもこの味を知っていただきたいのです!%%face11%%


ですが、山梨県民は多くの人が鹿を食べた経験がありますね、そして多くの人が


「鹿は臭い」

「固い」

「まずい」


という非常に残念なイメージをお持ちです。


それには理由があります。

まず害獣駆除として駆り出されたハンターにとって目的は駆除です。

美味しく食べることを目的としていないのです。


駆除が目的ですからハンティングには効率的な散弾銃を使用したりします。

又は散弾銃でなくても弾をどこに当てるかまでは考えていないのです。

なぜなら目的は駆除だから。


ですが美味しくいただく事を目的とするなら事情が変わります。

まず、苦しめてはいけません。(駆除目的でもそうして欲しいです。)

一撃で仕留め、苦しめずストレス物質を出さないようするのが大事です。

重症を負って苦しむと脳からストレス物質が多量にでるんですね、これが肉を悪くします。


狙う箇所も首の骨を一撃で、です。

間違ってお腹を打つと苦しませる上に内蔵を破壊して大腸菌がでてしまい食用にはなりません。


もちろん野生の鹿を一撃で仕留めるのですからハンターには熟練の腕が必要なんですね。


そして仕留めた後の捌きがまた大切。

専門的な知識を持って捌き、しっかり部位分けして必要なら熟成までして美味しい鹿肉となります。


こんなふうにざっくり説明してもタイヘンそうですよね。

それを駆除のために仕留めた鹿をあまり食肉専門知識がない人が捌き、固い部位もどこもかしこもごちゃまぜにしてビニール袋に入れて近所に配る。

これが鹿の悪いイメージを作りました。


これはハンターが悪いのではなく、駆除でも命を奪ったのだから食べて無駄にはしないようにしようという日本人らしい考え方でもあります。

もし僕がこの時代のハンターなら同じことをしたと思います。

それから時代が進み知識が豊富になったことで鹿本来の価値を高め、ここまで美味しくなりました。


自然の恵みを命に感謝しながら皆様にも味わってほしいです。


というわけで今回のクーポンは鹿寿司人数分です!


鹿から野生のパワーをもらいましょう!


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店名:肉ビストロ KAGURA

担当者:岩淵 大介

TEL:055-269-8236 FAX:055‐269-8242

住所:〒409-3866山梨県中巨摩郡昭和町西条664‐1

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